四次元能・シムダンス
人類は絶滅危惧種。四次元人間になって命を未来に繋ぐ。脳の中の能「四次元能」が不可能を可能にする。
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脳は正四面体重合

脳が出来たのは正四面体が重合して出来たのではないでしょうか。更に、そこに精神が創発したのも正四面体が重合してできたのではないでしょうか。
これはトンデモな仮説です。しかし、これまでの文脈からすると自然にそうなるのです。陰陽イデアが、正四面体イデアとなり、三次元物質を作り、次元化と現象化という収縮暗転と膨張反転を繰り返して、すべてを畳み込み偶然まで見方にして、遺伝子を創発してしまったのです。脳とともに精神が創発されてもおかしくないところまできたのです。
いきなり結論から始めてしまいましたが、ここはあせらずにじっくりと行きたいところです。脳現象というのは四次元性が高いということです。ですから、四次元性についての探求がなされなければならないでしょう。脳現象に正四面体重合と宇宙サイクル、複素平面を当てはめてみるとそれが解明できるかもしれません。
脳の事象の地平面は、どこにあるのでしょうか。それが分かれば内部と外部がはっきりするでしょう。内部と外部という場合、脳生理学的な内部と外部ではないことに注意しましょう。内部は見えない、入って行けない空間です。脳を解剖しても解剖した途端、それは外部になってしまうのです。内部空間とは四次元なのですから外科的な手法では手に負えないのです。
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イチローは4割を打てるか(7)

イチローが150km(A)のストレートと120km変化球(B)の両方を待つという態度は、この差異(A・B)を受け入れた態度であり、差異に共振した姿です。共振するということは陰陽イデア=即非ABを受け入れることです。
一般的に言えば、陰陽イデアの陽を自=A、陰を他=Bとすれば、即非ABは自他の差異ということになるでしょう。ストレートをAとしたのは、ストレートの選択が自己肯定を意味するからです。反対にBは否定されたので他者否定となるのです。それを式で表せばi*-(-i)⇒-1となるのです。
陰陽イデアの陽を自=A、陰を他=Bとすれば、イチローが対応しなければならない即非ABはボールの差異だけではないことは容易に理解できるでしょう。ストレートと変化球の即非ABだけが差異ではないのです。
打者としての自分と他者としてのピッチャーの対峙という差異、それ自体が自他の差異なのです。更に、身体の延長であるバットとどのように打つかを考える自分の心という自他の差異もあり、観客と自分という自他の差異、自分を見ている他者としての自分という自他の差異、その他もろもろの自他の差異があります。これらすべてが共振し増幅した結果が、本来の差異の共振的打者であり、虚のエネルギーを実エネルギーとして反転させることができるのです。
差異共振的打者は相手ピッチャーと対峙するに際しても即非的な観点で自他の差異を考えるのですからリズムを大事にするでしょう。共振とは心的なエネルギーの共振なのですから、リズムの共振でもあるのです。式で言えばi*(-i) ⇒+1でなければならないでしょう。
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イチローは4割を打てるか(6)

150kmのストレートと120kmのチェンジアップの差異をどうすれば乗り越えることができるのでしょうか。この差異の強度(強さ)を乗り越えたものだけが四割打者になれるのです。
現在のMLBでは、イチローとジョー・マウアー(ツインズ)がその資格を持っているのでしょう。二人ともボールを呼び込んで打つバットコントロールの良さが似ています。
イチローがオープンスタンスにして、スタンスを少し小さくしたのは、インパクトの瞬間まで差異空間を広げたということです。ストライクゾーンを縦横方向に加えて奥行き方向に広げるということです。奥行き方向に広げるということは、それによって呼び込んで打つために長くボールを見られるということです。
呼び込んで打つということは差異空間を収縮させて点にすることです。この差異空間は伸縮自在なのであり、それがバットコントロールということになります。イチローのストライクゾーンは他の打者に比べてかなり広いのです。それはバットコントロールが良いので、どこに来ても打てるということです。
さすがに、四球が少なく、ゴロが多いのでマイペースだという批判がされるのですが、それは差異共振的打法が理解されてはいないと言うことです。主流の考えは「狙って打つ」です。アメリカではそういうもともと「狙わずに打つ打法」はないのです。極論すればホームランしか価値がないのですから、ホームランを打てる球を狙って打つのです。
ですから、イチローのようなバッターはアメリカでは育たないのです。しかし、イチローのいるマリナーズはバントが多くなってきたように思います。それはホームランばかり狙っていても勝てないからであり、貧打が多いからでしょう。チームの事情は別にして、イチローが四割を打てば文句はないのです。
差異の脅威を乗り越えるには、差異を受け入れ、差異空間を伸縮自在にして、ボールを呼び込んで打つことです。差異を否定すれば、相手のイデアは見えないので差異が不確定となり、打てる確率は悪くなります。次に何を投げるのかを読んで決め付けて打つというのでは三割が関の山なのです。それでも三割打てれば、レギュラーですから、データ野球などと言われるようになったのですが、いくら読んでも三割台の下の方で止まるのです。四割を打つには、読んではならないのです。読んでもいいのですが予想がはずれても対応できなければならないのです。
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イチローは4割を打てるか(5)

ストレートと変化球をどのくらいの気持ちで待つかを、ストレート・・・<・>・・・変化球で表現すると、イチローは明らかに<・>の差異共振的打法の差異共振的打者です。
イチローは差異の共振を持っているということです。言い方を変えると、イチローは、すべてを畳み込んだ差異を味方につけるスキゾ脳を持っているということです。
スキゾとは、いい意味で、適当であり、いい加減であり、デオニッソス的なのです。悪くすれば、中途半端になって、「二兎を追うもの一兎をも得ず」となるのですが、イチローは、うまくそれを乗り越えた超スキゾなのです。
イチローの談話がよく話題なりますが、それをパラノが解釈するので、とても違和感のある談話となってしまうのです。イチローはスキゾであるという観点で、談話を解釈しないとパラノ脳では理解できない内容が多いのです。パラノの非常識がスキゾでは常識となるのです。それが、イチローが言ったとなると非常識が反動して「名言」とかになってしまうのです。
イチローは「自分が全く予想しない球が来たときに、どう対応するか?」と聞かれて「それが最も大事です。試合では打ちたい球は来ないからです。好きな球を待っていたのでは終わってしまいます。」と答えています。ここにイチローが打つ球の待ち方に対するスキゾの特徴が現れています。
普通は自分の打てる球を待つのが常識です。自分が好きでもない球を待つなんて非常識なのです。選球とはそういう意味なのです。ですから、イチロー以外の人が「好きな球を待たない」などと云おうものならトンデモと叩かれるでしょう。イチロー=スキゾならこれが当たり前なのです。
イチローのこの言葉から、如何にどのコースにどの球が来ても対応できるように、コースを広げて呼び込んで打つという心の準備をしているかが分かります。それをパラノ記者が天才などというレッテルを張ってしまうので、余計本質が見えなくなってしまうのです。
イチローはスキゾであると見れば、天才だからではなく当たり前のことなのです。イチロー自体パラノ文化の中で育ってきたものですから、「好きな球を待っているなんて馬鹿のすることでしょう」なんては絶対に云わないのです。そんなことを云えば、今のプロ選手や監督やコーチは皆、馬鹿になってしまいます。
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イチローは4割を打てるか(4)

野球において配球とは騙しあいです。バッターは配球を読んで、待つ球の割合を微妙に変えていきます。待ち方は両極があります。「一つに絞る」と「両方を待つ」です。実際はその中間があり、コース、球種を考えると多様です。話を簡単にするために、コースは無視してストレートと変化球の組み合わせで進めて行きます。
一つに絞る打者は畳み込まれた差異を差異のままの即非状態(ストレートと変化球を待つ)では耐えられないので、その葛藤から抜け出すために割り切っていくのです。その割切り度が配球を待つ比重になるのです。これが現象化する直前のイデア空間の心理状態です。
即非状態=葛藤から抜け出すためには割切るしかありません。しかし、それではリスクが多すぎます。カウント次第ですが、その想いは待つボールの比重という形で現れます。ボールの待ち方、それが複素平面では差異の共振と反共振の分岐といいます。
打者は差異の脅威に対して共振的な態度と反共振的な態度があり、どちらを選択するのかがいつも求められているのです。ただ、差異の脅威を感じているのは打者だけでなく、ピッチャーも同じなのです。プロはその差異の戦いを次元の高いところで戦うことが要請されているのです。イチローはどういう想いで差異の戦いをしているのでしょうか。
ストレートだけを待つということは変化球を捨てるということを意味しており反共振への分岐を意味し、山を張る、的を絞るなどという行為になるのです。これを式で表すとi*-(-i)⇒-1となります。
ここでiをストレートとして、-iを変化球とします。正確に言えば、iはストレートを待つという「想い」であり、-iは変化球を待つという「想い」です。
-(-i)は変化球を待つという想いを否定している意識です。*は矛盾する二つの想いを共立させることです。⇒-1は左辺にドライブ(心を傾ける)をかけ、現象化させるということです。この場合は、ストレートに絞って待つという想いを選択して決心したということであり、それに従って行動するということです。-i*(-i)⇒-1はストレートを捨てて、変化球を待つという意味になります。
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